無視すべきお金についての5つのタブーとその理由
byレベッカ・ハルス
「タブー」という言葉はすぐにジャッジメントの反応につながる。私達の世界は、何がOKで何がOKではないかということにより、より一段と二極化しつつあり、それが公平さと重要な社会問題という点で急速に創り出している。しかしながら、それについて話すとなると、多くの場合は私達は何について話すことを許されているのかというところで行き詰まる。しかし、私達が自分に話すことを許していないことのいくつかが、本当は大丈夫なことであったとしたらどうなるだろう?
お金がその一つの要素だとすれば、この惑星で最もタブーであることの一つだ。また、それはあなたが最も自分自身に力を与えられる話でもある。一度問いかけをし始めると、スティグマは消え去り、ミステリーはあらわになり、現実が始まる。例えば、オーストラリアで収入のトップ1%に仰ぎ奉られる人々は、年間収入3000万円以上だということを知っていただろうか?何億という感じからはほど少ない。
それでは私達は、実は私達の収入を制限している他のどんなことを信じ込んでタブーとしているだろうか?
お金について人に聞いてはいけない
多くの人々はお金の具体的な話や月給についてのことは決して話してはいけないことだと思って育てられてきている。ほとんどの人は何かオープンに話されないことを覗いたりつついたりして話すのが好きだが、それについては決して質問されることはない。あなたが質問をすると、その知覚を壊し、スティグマを取り除く。それが「大ごと」として存在することを止めるのだ。また、具体的な事柄を質問することも恐れてはいけない。
お金の話を子どもにしてはいけない
最悪なのはこのタブーを次の世代へ持ち越すことだ。もし自分の子どもとお金の話をしなければ、子ども達は教養のある決断をすることを身につけられない。誰も決して私にクレジットカードの話をしなかったので、私がそれを一枚手に入れた時には本当に扱いが下手だった。この危険性の一つは、それをどう扱うか既に知っているので質問はすべきではないと思い込んでしまうことだ。もし早い時期に子ども達と会話しようと意欲的であれば、彼らは質問をして良いと知ることを力づけられて育ち、それに対して馬鹿だと感じることはない。
お金に関して自分を信頼してはいけない
自分がそれを浪費しないことが信じられないので、ある金額の現金を持つことができないと人々が言うのをしばしば耳にする。特に社会的な状況において。または、投資するための余剰の現金を持っていたとしても、自分が良い決断をすることを信じられないのだ。これはお金にまつわる私達のもう一つの考え方で、それは、私達人間がお金に関して信頼されるものではなく、お金が私達を上回る力を持っているというものだ。それは本当には真実ではない-私達が自分の人生を運営していて、お金ではない。もしあなたがお金に関して自分の完全な味方にならないなら、誰がそうするのだろう?経済的な安定を創る鍵は、銀行にたくさん貯め込むことではなく、究極的にあなたが自分の選択を経済的に信頼し、もし何かがうまくいかなければ、 あなたは再び自分の足で立ち上がるだろうと知っていることに関係している。
お金を望んではいけない
あなたは、実際に自分が持ちたい人生を生きるにはいくらかかるかを知っているだろうか?これは、予算を設定するとか、またはそれが今日のあなたがいるところと一致しないなら数千万円が現れるように求める、といったことではない。それは実際にデイリーベースで、または、週ごとに、月ごとに、あるいは年単位で見て、どこに自分がお金を使うことを好むかを見つめることだ。年間でどのくらいのお金を得たいのかと私が尋ねると、その時に本当にもがく、あまりにも多くの人々に出会う。私が気づいたのは、人々はただそれについて一度も考えたことがなかったか、またはその数字を見つめるよう求められることが一度もなかったのだ。社会は私達に、心地よくいることはオーケーだが、どういうわけか、たくさんのお金を欲することは貪欲や不道徳であると教える。私達は、繁栄するよりも生き残り、低い位置にとどまって、人とは違った存在になることや、より多くを持つことよりも、他のあらゆる人々と同じようであれと教えられる。
お金を楽しんではいけない
あなたが自分の人生で実際にお金を持つステージに到達したら、自分が創り出しているものについて悪いことをしている気分になるのはあまりにも普通のことだ。あなたは自分自身にお金を楽しむことを許したことがあるか?もし自分が持っているお金について不快な気分になったり、お金を持ったらすぐに消費しなくては行けないと強迫的に感じたりしているなら、お金を持つ練習をする必要がある。何かのために貯金するとか、未来の何かに費やすのではなく、人生でお金を持つためにお金を持つことである。この練習を始められる一つの方法は、あなたが得るあらゆるお金の10%を消費せずに入れる「敬意の口座」を創ることだ。これは最終的に、あなたがくつろいでお金の心配をしない大きさへと成長するだろうし、もっと実用的なレベルでは、あなたがしたいと思っている何らかの経済的努力のための、帳面上に光り輝く小さな素敵な卵を銀行に持つことになる。
もしあなたが問いかけを始めようと思うなら、経済に関するスティグマや、こうあるべきという泥沼にはまり込まずに、何か違ったことを選び始めることでより明るい経済的な未来を創り始めるだろう。お金に関して自分自身をより信頼することを選ぶという行動だけで、大きな違いを創るだろう。今度お金に関して不快に感じたり、お金が足りないと感じたりする時は、自分自身に向き合って、時代遅れのデータを買い込んでいないか見ることだ。おそらくあなたは、違った経済的な現実は、別のところにある単なる違った観点なのだと発見するかもしれない。
Translated by noriko hara